今年は、全国各地で熊の出没や被害についての報道がされています。
福井県でも熊の目撃情報が増えています。
宿があります池田町でも目撃情報はありますが、今のところ人身被害や作物への被害の報告はありません。
町役場や村の人たちからは、例年並みの目撃数だと伺っておりますし、12月~4月頃まで冬眠期間に入ります。
今後は人との接触は減少していくと考えております。
しかし、旅行で来られるお客様にとっては不安があると思います。
お客様が不安なくゆったりと過ごせるよう、私たちも対策をとってまいります。
また情報収集をおこない発信してまいりますので、ご不安があればHPのお問い合わせからご連絡くださいませ。
かつて、里山に住む人間と熊は共存するような関係ではありませんでした。
猟師は山の生き物を狩るので、熊は人間を恐れ里山や村にまで来ることはありません。
人間もまた熊のいる山奥までは無用に立ち入りません。猟師や炭焼きの木を求める山男たちが入るだけでした。
山と村の間は、植林し手入れされた林や田畑があって見通しがよく、そのような場所に熊もわざわざ立ち入ることはありませんでした。
近年は手入れされていない山が増え、気候の変動により山の木々の様子も変わってきていると聞いています。
池田町では、現在も植林された針葉樹の山も多く、また森林を管理する方々や集落単位で田畑の畔や山と村の境目の草刈りを定期的にされています。
町内会で公園清掃をするように、草刈りをするのです。
いつ見ても、とてもきれいな里山だなと思います。
そして、ただきれいというだけではなく、それは暮らしを豊かに安全に過ごすために必要なことですから、頭が下がる思いです。
そこで暮らす村の人々に助けられ支えられて生きていることを感じます。
里山に暮らすということは、その土地の知恵とともに生きること。
これからも、このような暮らしが続くことを願っています。